福島県昭和村の地域づくりNPO法人です。
昭和村に到着したら、村内を巡るツアーに出かけましょう。昭和村は「かすみ草」と「からむし織」で有名ですが、他にもたくさん素晴らしい宝物があります。どこまでも続く蕎麦畑。銘水湧き出ずる清水の数々。新鮮な野菜や山菜、きのこ等など。先ずは、村を知って、「こんにちは」のあいさつを。
暮らしの仕事を、村の方々と体験します。共同作業(普請)など村の営みには、日本人が長い歳月をかけて培った智恵が豊かに生きています。そして、作業が終わったら、年の差も忘れた「一服の時間」も、笑いが止まない楽しい時間です。額に汗した清々しさも、漆黒の夜空に燃える炎の熱さも、きっと忘れがたい想い出になることでしょう。
昭和村なら、遠い昔から“手から手へと”伝えられて来た“暮らしの道具づくり”など、さまざまな「手わざ」を体験することができます。相棒でもあり脅威でもある「自然」と、ずっと昔からつき合ってきた日本人の暮らしの智恵、動物や植物の「恵み」を生かす人間の智恵を、村の人々に習います。魔法みたいな手指の技に「へぇ!」と叫ぶこと必至です。
学生たちは一人一人、関心や視点が異なります。プログラムを決定する段階で、学生から「○○について、△△を調べたい。できたら◇◇をしてる人に訊きたい事がある」など、事前にリクエストを頂いたら、そのヒアリングのコーディネートを苧麻倶楽部が致します。極力実現できるよう頑張りますので、真摯なリクエストを送ってくださいね。
「村の暮らし」は、村の人々にとっては「あたりまえ」の暮らし方。けれども、都会から来たほとんどの学生たちにとっては「人生初の体験」ばかりのようです。怒濤の如く湧いてくる「なぜ?」……なぜ、この不思議な暮らしは、村の人々にとっては「あたりまえ」なのか?…それを成立させている原因や背景を考えるのは若者たちの得意技のようです。
「村の人には“他人”という感覚が無い…!!」と言ったのは上智大学の学生さんですが、“村”って、なんとなく、“みんな家族”っぽい感覚が芽生えてしまう空間なんです。そして、村で暮らす人々にとって「集落」はとても大切な要素です。集落の集会所で村の人と酒を酌み交わす「交流会」の場で、是非それを体感してみてください。
「千年も続いた社会=昭和村に、実際に来て、村の人と同じ釜の飯を食べ、一緒に汗を流し、持続可能な社会のヒントを見つけよう!」というのが、この「ムラ・キャンパス」事業の趣旨です。大学ゼミやフィールドワークの実習の場としてご利用下さい。生命力と笑顔に充ちた村の人々との交流を通して「学」の枠に留まらない奥行きのある体験をお約束します。
プログラム内容は御参加の目的に応じてオーダーメイドで作成します。教授・学生・苧麻倶楽部スタッフが共同で一から検討し、スケジュールを組んでいきます。
※ 現地集合・現地解散
☆ 料金はプログラムの内容によって異なります。下記の例を御参考にして下さい。
人数の目安 | 学生5~9名+教授1名 |
---|---|
日数の目安 | 2泊3日~3泊4日程度 |
費用の目安 | 学生参加費 ¥12,500~/1名 企画運営費 ¥20,000~/1団体 |
© 2016 NPO Choma Club